エアコンが冷えない時は室外機をチェック!掃除と日よけで改善する可能性があります

「エアコンをつけているはずなのに、効きが悪くてなかなか室内が冷えない」と感じることはありませんか?

エアコンの効きが悪いのは、壊れてしまったからだと思われる方も少なくないでしょう。

しかし、実は室外機が原因かもしれません。
今回は室外機に注目してエアコンの構造や仕組み、室外機の大切な役目について解説します。

さらに、室外機が原因でエアコンが冷えない場合の対策、掃除の方法や日よけ方法についても紹介します。

エアコンが冷たい風を起こす仕組みとは

エアコンは、室外機があってはじめて室内を冷やすことが可能です。どちらか一方が欠けても室内は冷えません。

そこでまずは、誤認されがちなエアコンの構造や室外機の重要な役割、エアコンが冷たい風を起こす仕組み、熱の性質について解説します。

エアコンの構造と室外機の重要な役目

はじめに、エアコンは冷たい空気が入っている装置ではありません。

エアコンと室外機の両方で空気を循環させて冷たい風を運んでいるのです。

室内の熱をエアコンに取り込み、取り込まれた熱を外に逃がすという構造で作られています。

室外機は、室内にたまっていた熱を外に逃がすという大切な役割を担っているのです。

エアコンの冷たい風を起こす仕組みと熱の性質

エアコンはどのようにして冷たい風を室内に届けているのでしょう。冷たい風を起こす仕組みには、熱の性質が大きく関係しています。

エアコンの冷たい風を起こす仕組み

まず、エアコンは室内の熱を多く含んだ空気を取り込みます。次に、エアコンの中にある「熱交換器」で取り込まれた空気の熱を取り除きます。

除去された熱は、パイプ内に充満する「冷媒(れいばい)」と呼ばれるガスと結合して室外機まで運ばれていきます。

室外機まで運ばれてきた熱は、室外機内にある「熱交換器」で熱をはがされ外に放出されます。

なぜ「冷媒」は熱を運ぶことができるのでしょう。それは熱の性質を利用しているからです。

熱の性質

熱は、熱が多いところから少ないとこへ移動するという性質があります。

例えば、風邪をひいて熱がでた時、冷たいタオルなどをおでこに乗せ熱を冷ますとします。

この時熱は、熱の多い額から熱の少ない冷えたタオルに移動します。そのためおでこは冷たいと感じるのです。

エアコンは、この熱の性質を利用しています。

エアコンの「熱交換器」で切り離された熱は、熱の少ない「冷媒」に移動して室外機まで運ばれ外に放出されるのです。熱が放出され冷たくなった冷媒は、室外機によって室内機に送りだされます。

室外機でエアコンが冷えない時の原因とは

エアコンは、室外機があってこそ役目を果たします。エアコンの効きが悪い場合は、室外機をチェックしてみましょう。冷えない時の原因と対策について解説します。

室外機の周りにスペースがない

室外機の役割は、熱を含んだ空気を外へ排出することです。ですから、熱を逃がすためのスペースが大切です。

しかし、室外機の吹き出し口に壁など障害物があると、放出する熱が戻ってしまいます。これによりエアコンの効きが悪くなってしまう場合があるのです。

また室外機の周りにスペースがないと、排出された熱がこもってしまいます。

火災や故障の原因にもなりますので注意が必要です。室外機の周りは常に風通しをよくしましょう。

室外機が汚れている

室外機の汚れがたまったままになっていないか確認しましょう。特にフィンの部分などは目詰まりを起こしやすく、室外機の機能を低下させエアコンの効きを悪くする原因になります。

さらにごみなどの目詰まりによってエアコン本体に必要以上に負荷がかかるため、室外機とエアコンの両方の寿命が縮まり故障の原因にもなります。

また目詰まりや汚れ、ごみなどによって室外機の機能が低下すれば、無駄な電気代が発生することも。

室外機の汚れを確認し、定期的な掃除を行うのがベストです。

室外機に直射日光があたることでの機能低下

室外機本体には、正常に動作する温度範囲があります。

直射日光があたると室外機本体の温度が上昇してしまい、正常に動作する温度範囲を越えてしまう可能性があります。

温度が異常値になってしまうと、エアコンの効きが悪くなったり機能低下につながったりする可能性が高くなるので注意が必要です。

また直射日光による室外機の機能低下は、エアコンにも負荷をかけます。すだれや日よけカバーなどで直射日光を遮りましょう。

室外機以外でエアコンが冷えない原因と対策

室外機の確認をして問題ない場合は、他の部分に原因があるかもしれません。室外機の他にチェックする部分を解説します。

エアコンに汚れがたまっている

室内のエアコンに汚れがたまっているかもしれません。

特にフィルターはほこりがたまりやすいので、2週間程使用したら清掃するようにしましょう。

また、業者による内部洗浄などのエアコンクリーニングも効きを良くする手段の1つです。

設定温度やリモコン操作が適切ではない

エアコンの設定温度やリモコンの操作確認が適切かどうか確認しましょう。

これが原因であれば、問題を簡単に解決できます。また、設定温度が思っていたより高かったり、冷房にするところを除湿にしていたりする可能性もあります。

エアコンが故障している

汚れを落としても設定を確認してもエアコンの効きが悪い場合は、故障の可能性があります。

特に異音などがある場合は業者に点検・修理の依頼を行い、早めに対処しましょう。

室外機の清掃方法と日よけ方法

屋外に設置している室外機は汚れるスピードも早く、日光や風雨が機能低下や故障の原因になりかねません。

機能低下を防ぐには定期的な清掃が必要です。

また、日よけも室外機の機能低下を抑制する大切なポイントです。そこで、自分でできる清掃やクリーニング業者に任せる清掃、日よけ方法を紹介します。

自分でできる室外機の清掃方法

自分でできる室外機の清掃部分には以下のような場所があります。

  • 外側部分
  • 正面の吹き出し部分
  • 裏面や側面についているフィン(熱交換器)

それぞれの清掃方法について解説します。

室外機の外側部分

室外機の外側は、ホウキや掃除機で軽くほこりをとってから拭き掃除をするのがオススメです。

汚れが酷い場合は、水拭きなどで汚れを落としましょう。室外機は雨などが直接あたる外置きの想定で作られているので、水を使っても全く問題ありません。

正面の吹き出し部分

正面の吹き出し部分は網目になっているので、歯ブラシなどの小さなブラシでほこりをかき出して水拭きするとキレイになります。

ただし、放水などは中に水が入り込んで故障の原因になるため控えてください。

フィン(熱交換器)

裏面や側面についているフィンも清掃可能です。

ただし、衝撃に弱く変形しやすいので丁寧に優しく清掃してください。

特に、フィンの隙間はゴミや汚れがたまりやすい場所です。小さなブラシでかき出してから掃除機で吸い取ったり、雑巾で拭き取ったりして汚れを取り除きましょう。

室外機の内部の汚れはクリーニング業者にまかせよう

室外機の内部に汚れやゴミがたまって異音がする場合は、専門のクリーニング業者に任せましょう。

分解洗浄などは、自分でやると故障や機能低下の恐れがあります。清掃のプロに任せれば、エアコンと一緒に室外機も分解洗浄してくれるので安心です。

室外機の日よけ方法

室外機の日よけ方法は、すだれや日よけシート、遮断ネットなどが効果的です。断熱効果の高いものを選びましょう。

日よけの熱が室外機に伝わって室外機を熱くしてしまっては本末転倒です。

また、日よけは正面の吹き出し口を塞ぐ危険性があります。その場合は熱がこもってエアコンの効きが悪くなるばかりか、故障の原因にもなりかねません。

まとめ

今回は、エアコンが冷えない時の対処法として室外機にポイントをおいて解説しました。エアコンの効きが悪くなる原因はいろいろありますが、特に室外機は見落としがちな場所です。

エアコンが冷えない場合は、室外機の風通しや掃除の状況、日よけの状態を確認するようにしましょう。

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