「エアコンが冷えない時は?原因と解決方法を解説」

エアコンが冷えない時は何が原因なのか、理由が知りたいですよね。
いざ使おうと電源を入れたとき、効きが悪いとがっかりすることでしょう。

今回の記事では、エアコンが冷えない理由と解決方法についてご紹介いたします。
実は自分でできる解決方法もあるので、ぜひ参考にしてみてください。

エアコンが冷えない理由とは?

ここでは、エアコンが冷えない理由についてご紹介いたします。
原因を知った上で、ベストな解決方法を見つけていきましょう。

エアコンの内部に汚れが溜まっている

エアコンが冷えない理由の1つ目は、内部に汚れが溜まっているからです。 
ホコリが溜まると風の通り道が確保できなくなるため、冷房の効きが悪くなることがあります。

数年前にエアコンを購入した方、気が向いたときに掃除をおこなう方が当てはまりやすいです。
部屋にいると咳き込んだり、風が嫌な臭いを発したりするなら、可能性は高いです。

エアコンの効きを良くしたいなら、定期的なお手入れはかかせません。

空気を冷やす冷媒ガスが漏れている

エアコンが冷えない理由の2つ目は、空気を冷やす冷媒ガスが漏れているからです。
温度調節がうまくいかなくなるため、冷えの効きが悪くなります。

エアコンの風は出ているのに、手をかざしても冷たくない場合、冷媒ガスが漏れている可能性が高いです。
引っ越し時やエアコンを購入してすぐ使用する際に、起こりやすいケースと言えるでしょう。

エアコン本体から冷媒ガスが漏れていると内部の熱交換器に霜がつきます。
また、室外機から冷媒ガスが漏れていると、ホースに霜がつきます。

配管の取り付けミスが原因となるので、しっかりチェックしていきましょう。

室外機の汚れが溜まっている

エアコンが冷えない理由の3つ目は、室外機の汚れが溜まっているからです。
室内の空気を外に排出できないと、冷えの効きが悪くなります。

異常が起こるとエアコン本体に意識が向きがちになりますが、実は室外機が原因であることも多いです。

室外機が汚れていると余計な電力を使用するため、電気代も高くなりやすいです。
もともと白いのに目に見えるほど黒く汚れているなら、掃除をおこないましょう。

室外機が直射日光に当たっている

エアコンが冷えない理由の4つ目は、室外機が直射日光に当たっているからです。
エアコンの動作効率が悪くなります。

時間帯によっては日の当たり方も変わるので、1日かけてチェックするのがおすすめです。

室外機に直射日光が当たっていると、無駄な電力を消費することにもなります。

部屋の広さに合っていないエアコンを使用している

5つ目は、部屋の広さに合っていないエアコンを使用しているためです。
能力に見合っていないスペースで使用すると、なかなか冷えません。

引っ越しなどで住まいが変わるときに起こりやすいケースとなります。

エアコンのスペックを確認したとき、使用するのに適した場所が記載されていることが多いので、ぜひチェックしてみてください。

エアコンが故障している

6つ目は、エアコンが故障しているからです。
実は一番考えられる、冷えない理由となります。

一見、普通に動いても故障となる場合があります。
エアコンを10年以上使用し続けている場合、寿命に達していることが多いです。

エアコンが冷えないときの解決方法

ここでは、エアコンが冷えないときの解決方法についてご紹介いたします。

エアコンの汚れを取り除く

1つ目は、エアコンの汚れを取り除くことです。
フィルターや内部を市販のエアコン洗浄スプレーを使って綺麗にしていきましょう。

用意するものは以下となります。

・踏み台
・タオル
・新聞紙
・エアコン洗浄スプレー

新聞紙は床にエアコン洗浄スプレーがこぼれ落ちても良いように事前に敷いておきます。

掃除の手順は以下となります。

・窓を開ける
・新聞紙を敷く
・エアコンの電源を抜く
・本体の外部の汚れを取り除く
・フロントパネルを開けてフィルターを外す
・エアコン洗浄スプレーを使う(※注意点をしっかり守る)
・乾燥させる
・汚れをタオルで取り除く
・完了

必ずエアコンの電源を抜いてから取りかかりましょう。
お手軽にエアコンの汚れを取り除けます。

また、プロの業者に頼む方法もおすすめです。
壁掛けタイプのエアコン1台の場合、料金相場は1万円前後となります。
複数のエアコンをまとめて依頼すると、1台に対する料金も安く抑えられます。

数年単位でエアコンの掃除をしていない方におすすめです。

※参考:https://curama.jp/aircon/

室外機の汚れを取り除く

2つ目は、室外機の汚れを取り除くことです。
用意するものは以下となります。

・ほうき
・掃除機(ハンディクリーナー)
・濡れ雑巾
・歯ブラシ

掃除の手順は以下となります。

・室外機の外の汚れをほうきで取り除く
・細かいところは掃除機や歯ブラシを使う
・泥が気になる場合、濡れ雑巾で拭く
・金属板を歯ブラシで優しく掃除する
・水抜き穴の汚れを取り出す
・完了

金属板は強い力を加えると変形しやすいので、丁寧に扱ってください。

また、室外機の掃除はプロの業者に頼む方法もおすすめです。
料金相場は1台あたり7000円前後となります。
エアコンの掃除を同時に頼むと料金を安く抑えられる場合があります。

室外機の直射日光を遮る

3つ目は、室外機の直射日光を遮ることです。
すだれを使うと、上手に陰を作れます。

また、直射日光を遮るために室外機を移動させる方法もあります。
しかし、自分でおこなうとガス漏れの原因にもなるので、なるべく避けたいところです。

室外機の移動を検討している方は、プロの業者に頼む方法がおすすめです。
料金相場は2万円前後となります。

業者に依頼する

4つ目は、業者に依頼することです。
自分でできる解決方法を実行しても、改善しない場合、エアコンの故障が考えられます。

エアコンがしっかり動くのに故障していることもあります。
タイマーランプが点滅している場合、異常が発生していることが多いので、ぜひチェックしてみてください。

エアコンが故障している場合、業者に修理を依頼する方法がありますが、料金相場は10,000円から50,000円です。
古いタイプのものは、新しいエアコンより費用がかさみやすいです。

料金費用によっては買い替えた方が安く済む場合があるので、見積もり時に業者に相談してみてください。

新しいエアコンを購入する

5つ目は、新しいエアコンを購入することです。
寿命に達していたり修理費用がかさんだりするなら、思い切って最新モデルに切り替えをおこなうのはいかがでしょうか。

省エネ製品も多く、電気代の節約にもなります。
自動お掃除機能付きのエアコンを購入するなら、今後手入れをおこなうための手間も省けます。

エアコンが活躍するシーズン前から準備をしておくと、いざというときでも安心です。

まとめ

エアコンが冷えない場合、理由を調べた上で適切な解決方法を取ることが大切です。
本体と室外機に原因があることが多いのでしっかりチェックしていきましょう。

自分でできるものも多いですが、難しいと感じるなら、思い切ってプロに頼む方法もおすすめです。

業者に点検・修理をお願いするなら料金相場は10,000円から50,000円です。
エアコン以外にも、他の気になるポイントを合わせて頼むと料金相場も安く抑えられます。

今回の記事では、エアコンが冷えない理由と解決方法についてご紹介いたしました。
ぜひ、エアコンが活躍するシーズンまで適切に使えるように準備しておきましょう。

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